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<10/14〜10/20>地域で流行っている病気|あんべこどもクリニック|印西市の小児科・アレルギー・予防接種・乳幼児検診

<10/14〜10/20>地域で流行っている病気


RSウイルス:(0→)0→0→ 0
hMPV:(0→)0→0→ 0
アデノウイルス:(1→)0→4→ 5

溶連菌:(4→)14→9→ 11
胃腸炎:(53→)45→53→ 42
水痘:(1→)0→0→ 0
手足口病:(65→)105→134→ 100
突発性発疹症:(0→)3→1→ 1
ヘルパンギーナ:(6→)9→0→ 2
インフルエンザ:(6→)2→1→ 0
新型コロナ:(11→)5→2→ 3
(※ヒトメタニューモウイルス)

 

今週の発熱者は平均人75/日(先々週は70人/日)でした。

手足口病の流行は続いていますが、先週・先々週と比べると落ち着いてきた印象です。連休明けの火曜は手足口病の方だけで50人以上来院されましたが、週の後半になるにつれて減ってきました。今度こそ、このまま収束して欲しいものです。

最近、発熱期間がやや長い方が目につきます。3〜4日間の発熱であればよくあるのですが、5日以上発熱が続くと長いなという感覚です。 特に日中は解熱しているけれど夜間になると38〜39℃台の発熱が続いているという方が多いです。そして大抵、酷い咳も伴っています。その多くがマイコプラズマと思われますが、中には咽頭痛・腹痛・目の充血も伴い、アデノウイルスでしたという方が数名いらっしゃいました。

そして気道感染、天候の変化により気管支喘息発作を生じている方も変わらず散見されます。初めてヒューヒューしていると言われた方も多いでしょう。繰り返すようなら喘息のコントロールが必要になるので、相談して下さい。

また、秋の花粉やダニアレルギーの症状に困っている方も増えてきました。特にダニの場合、抗アレルギー薬の使用ですっきりしない場合は舌下免疫療法を検討しても良いでしょう。なお、スギの舌下免疫療法の開始を考えている方は、年内の導入をご検討下さい(スギ花粉シーズン中の導入開始はできないため)。

 

本日は非常勤の先生やスタッフの好意に甘えさせてもらい、初めて娘達の運動会を観に行ってきました。ぎこちない動きが可愛かったり、ちょっと抜けたところは変わりなかったりと楽しむことができました。また、他のお子さん達も体調不良でクリニックに来る時の表情とは異なり、元気で楽しそうに競技していて、新鮮と安心と嬉しいが入り混じった気持ちになりました。今、何かと良くないニュースを耳にする機会が多くなってきていますが、子供達が生きるこれからの未来がずっと平和であって欲しいと切に願う1日となりました。

 

 

☆当院は厚生労働省「感染症発生動向調査」の小児科定点になっており、上記は対象となる疾患を集計したものです。

☆印旛保健所管内の感染症情報はこちらhttp://www.inba-med.or.jp/update.html

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