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RSウイルス:(0→) 6 → 2 → 7
hMPV※:(0→) 0 → 1 → 1
アデノウイルス:(8→) 5 → 8 → 2
溶連菌:(51→) 52 → 43 → 37
胃腸炎:(52→) 51 → 68 → 57
水痘:(1→) 0 → 0 → 0
手足口病:(0→) 1 → 0 → 0
突発性発疹症:(1→) 1 → 1 → 2
ヘルパンギーナ:(0→) 0 → 1 → 0
インフルエンザ:(54→) 66 → 87 → 90
新型コロナ:(25→) 22 → 16 → 18
(※ヒトメタニューモウイルス)
今週は1日あたりの来院数は平均223人/日(先週は218人/日)、発熱者は平均84人/日(先週は82人/日)でした。
インフルエンザは日によって陽性者の数にばらつきがありますが、なかなか減ってきません。今週の内訳はA型が2人、B型が88人でした。B型が多いので、症状として嘔吐をメインにした腹部症状を訴える方が目につきます。インフルエンザによる心筋炎にも注意し、心電図によるチェックも行っています。顔色が悪い、息苦しい、嘔吐が止まらない、ぐったりしている、手足が汗ばみ冷たい、などあれば受診して教えて下さい。
今週はややゼイゼイしている方が多い印象でした。RSウイルスの方もいましたが、今のところ、それ以外の風邪のウイルスが原因の方の方が多いです。中には感染症ではなく、花粉が原因だろうと思われるか方もいました。吸入器を大量購入して備えはしていますが、RSウイルスの波がいつくるのかなぁと不安を感じながら診療を行っています。
花粉症も順調に舞っています。このシーズンが終わったら、舌下免疫療法を開始したいとおっしゃられる方が多いです。ただ、スギ舌下免疫導入用の低用量の薬が不足しています。薬を作るのに、宇宙服のような防護服を着て、掃除機片手に天然のスギの木から花粉を吸い集めるというアナログな方法で原材料を確保しているため、なかなか製造が追いつかないようです。そのため全ての希望者に導入することはできないかもしれません。
シーズン終了が近づいたら、その時点での薬の在庫状況を見ながらお電話にて予約を受け付けようと思います。予約開始につきましては、こちらからLINEおよびブログにて告知します。ご確認のほど、よろしくお願い申し上げます。
☆当院は厚生労働省「感染症発生動向調査」の小児科定点になっており、上記は対象となる疾患を集計したものです。
☆印旛保健所管内の感染症情報はこちらhttp://www.inba-med.or.jp/update.html