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RSウイルス:(4→)1→1→ 11
hMPV※:(6→)1→0→ 2
アデノウイルス:(3→)0→1→ 4
溶連菌:(33→)24→18→ 35
胃腸炎:(50→)37→57→ 81
水痘:(0→)1→1→ 0
手足口病:(0→)0→0→ 1
突発性発疹症:(1→)2→0→ 4
ヘルパンギーナ:(1→)0→0→ 1
インフルエンザ:(92→)19→5→ 4
新型コロナ:(6→)15→9→ 17
(※ヒトメタニューモウイルス)
今週の1日あたりの来院数は平均228人/日(先週は173人/日)、発熱者は平均72人/日(先週は50人/日)でした。新学期が始まり、あっと言う間に患者数が戻りました。
発熱者では、インフルエンザがいなくなり、コロナが少しだけ増えました。発熱と気道症状がメインです。
また、一時は落ち着きを見せていた溶連菌が盛り返してきています。喉が痛い、発疹が出た、首のリンパ節が腫れたといった症状が特徴的です。発熱していなくても感染していることも多く、合併症(腎炎、弁膜症、膿瘍)も注意しなければならないので、気になる方は受診して下さい。
咳が酷くてゼイゼイする・眠れない・咳き込み嘔吐する方は先週よりも更に増えており、吸入器がフル稼働になっております。
まだこの地域でRSウイルスの流行は見られていませんが、県内では急増しているため、時間の問題かと思います。
先週と比べて大きく変わったところは、胃腸炎が増えたことと眼の充血・目やにを訴える方が増えたことです。
いずれもウイルス感染によるものですが、下痢を伴わない嘔吐は頭蓋内疾患や心疾患の可能性があり注意が必要です。また、充血に見えて実は眼の虹彩という部分の炎症である場合、腎炎や膠原病といった自己免疫性疾患である可能性があり、こちらも注意が必要です。充血の度合いが強い方にはお話していますが、点眼を開始して数日経っても改善が見られない場合は、必ず眼科医の診察を受けて下さい。
☆当院は厚生労働省「感染症発生動向調査」の小児科定点になっており、上記は対象となる疾患を集計したものです。
☆印旛保健所管内の感染症情報はこちらhttp://www.inba-med.or.jp/update.html