＜10/23〜10/28＞地域で流行っている病気｜あんべこどもクリニック｜印西市の小児科・アレルギー・予防接種・乳幼児検診

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RSウイルス：(0→)0→0→0→0→ 0
アデノウイルス：(5→)5→20→22→29→ 22
溶連菌：(1→)22→11→6→14→ 25
胃腸炎：(80→)93→55→63→60→ 75
水痘：(0→)0→0→0→0→ 0
手足口病：(4→)15→8→2→6→ 1
突発性発疹症：(0→)3→0→1→1→ 2
ヘルパンギーナ：(2→)2→2→4→1→ 4
インフルエンザ：(60→)108→66→110→113→ 113
新型コロナ：(22→)24→11→2→5→ 0

今週の発熱者は1日あたり平均97人(先週は92人)でした。

内訳は先週と大きく変化はありません。とうとうコロナが0になりました。一方で相変わらずインフルエンザが多いです。陽性者の年齢分布はこれまで10〜15歳のところがピークでした。しかし、先週あたりから保育園児や幼稚園児の陽性者も増えてきています。今週は10〜15歳のところに加えて4〜6歳のところにもう一つのピークが見られました。乳児・幼児にもインフルエンザが蔓延しはじめていることを考えると、まだまだ落ち着く気配はなさそうです。
10/1からインフルエンザワクチンの接種がはじまり、今日までに2552名の方が接種されました。腕が腫れた、熱が出たなどの副反応で再診された方はわずか数名で、例年よりも少ない印象です。インフルエンザワクチンは感染予防ではなく重症化予防の目的で接種します。A型2株、B型2株の不活化ウイルスが含まれているので、既にA型に感染した人でも接種するメリットは十分にあります。インフルエンザ流行中のため接種を悩まれている方も多いかもしれませんが、枠はまだまだ余裕がありますので、ぜひご家族揃ってご来院下さい。

咽頭結膜熱・流行性角結膜炎(アデノウイルス感染症)に関してですが、登園・登校するのに治癒証明が必要になります。「症状が消失して2日経過した後」に登園・登校可となります。熱は下がったけれど充血が続いている場合はまだ症状が続いているため、その時点では治癒証明をお渡しできません。充血が消失してから再度来院いただくことになってしまいますので、ご注意下さい。

ここで宣伝です。11/12(日)に「みらい健康まつり2023〜防災〜(みらいウイメンズクリニック主催)」が去年に引き続き今年もWEBで開催されます。私もクリニック紹介＋αで発表させていただきます。
私が印西に越してきた3〜4年前は人口10万人突破！というところでしたが、今は更に増えて11万人を超えています。人口増加率(2023年1月1日時点)も全国市区町村(5万人以上20万人未満)で5位、市だけでみると全国1位のようです。年少人口(15歳未満)の増加率も27位と好調です。若い世帯にとって印西市はとても人気があるようです。私も印西市に越してきて、とても子育てしやすく住みやすいと感じており、本当に良い所を見つけたと思っています(ただしメタセコイヤの落ち葉だけは除く)。
当日は新規に越してこられた方や初めてママさんになる方などを対象に簡単なクリニック紹介やママさんパパさん達からの質問にお答えするなどを予定しています。Zoom開催ですので、寝癖＋パジャマ姿＋片手にコーヒーでご視聴いただけます。お時間ある方はぜひ！

☆当院は厚生労働省「感染症発生動向調査」の小児科定点になっており、上記は対象となる疾患を集計したものです。

☆印旛保健所管内の感染症情報はこちらhttp://www.inba-med.or.jp/update.html