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今週の発熱患者は1日あたり平均で71人(先週は77人)と少し減り、コロナ陽性者も減少に転じてきたため、意外に早くピークを超えたのかなという印象でした。しかし、本日12/4(日)の陽性率は71.4%に跳ね上がり、持ち前のしぶとさを見せつけています。今週一週間の平均陽性率は35.9%(先週は36.2%)でした。
前回の第7波では診察待ち・会計待ちの間にけいれん発作を起こす子や、夜間にけいれん発作を起こして救急を受診した後、翌日にかかりつけ受診を指示されて来院された方が目につきましたが、今回の第8波ではまだそういった子はいません。感染力は変わらず高いのかもしれませんが、第8波になっても入院が必要な子はまだいません。「手足口病のため口が痛くて水分が摂れません」、「胃腸炎で脱水になりました」、「何かしらのウイルスが気道に感染して喘息発作を起こしました」の方がずっと重症化のリスクが高いです。
胃腸炎がなかなか減りません。園で感染して自宅に持ち帰り、家庭内で感染が広がっているケースが多いです。吐物・汚物の処理に注意し、手洗いをしっかり意識しましょう。
今年1月から9月までに全国で生まれた赤ちゃんが59万9千人で、過去最低ペースと報道されていました。このままでは今年は80万人を下回る予想のようです。私が生まれた1980年は157万7千人の赤ちゃんが生まれていました。この差は何が原因なのでしょうか?
岸田さん!支持率を上げるためでも何でも良いので、コロナよりもこちらの対策をどうかよろしくお願い致します!!
☆当院は厚生労働省「感染症発生動向調査」の小児科定点になっており、上記は対象となる疾患を集計したものです。
☆印旛保健所管内の感染症情報はこちらhttp://www.inba-med.or.jp/update.html