＜3/6〜3/11＞地域で流行っている病気｜あんべこどもクリニック｜印西市の小児科・アレルギー・予防接種・乳幼児検診

RSウイルス：(0 →) 0 → 0
アデノウイルス：(0 →) 1 → 1
溶連菌：(1 →) 3 → 0
感染性胃腸炎：(49 →) 49 → 69
水痘：(0 →) 0 → 0
手足口病：(0 →) 0 → 0
突発性発疹症：(0 →) 1 → 1
ヘルパンギーナ：(2 →) 1→ 0
インフルエンザ：(51 →) 22→ 17
新型コロナ：(9→)  8 → 2

 

今週は1日あたり平均209人(先週は220人)の方が来院され、そのうち発熱者は平均52人(先週は51人)でした。
陽性率はコロナが1.2%(先週は4.1%)、インフルエンザが9.8%(先週は11.4%)で、また一段減りました。インフルエンザはともかく、コロナはもう気にしなくて良さそうです。
なお、コロナやインフルエンザの減少に伴い、検査を希望される(もしくは検査が必要と思われる)発熱患者の方も減ってきており、実際に検査を行っているのは発熱者全体の60〜70%ほどです。

 

先週と比べて少し胃腸炎の方を目にする頻度が増えました。下痢よりも嘔吐で受診される方が多い印象です。家庭内で感染が広まっているケースもちらほら見られました。

目やにを伴う風邪はだいぶ減ってきています。

他はこれと言って気になる感染症はありませんでした。

 

今週も花粉症週間でした。数えてはいませんが、体感で患者さんの約半数(もしかしたらそれ以上)が花粉症の方です。薬を使用してもまだ症状に困っていたり、薬が合わなくて眠くなったりする方もお薬の調整をしますので、ぜひご相談下さい。

 

コロナワクチンに関する情報です。
当院では去年の11月から6か月〜4歳児に対して接種を行ってきました。これまでに281人に接種しましたが、幸い重い副反応が出たという児はいませんでした。現時点で印西市の6か月〜4歳のコロナワクチン接種率は、

1回目：4.3%、2回目：3.6%、3回目：1.3%

と非常に低い状況です。当院では週に 30人の枠を設けていますが、接種されるのは週に10人ほどです。多くの方がコロナワクチンは必要ない、もしくは打ちたくないと考えていることが良くわかります。私も同意見です。そういった事を鑑みて、当院でのコロナワクチン接種は今月いっぱいで終了します。上記の接種率であれば、当院が行わなくても他院で十分接種可能です。やはり、自分が不要・有害かもしれないと思う医療を提供するのは後悔と罪悪感しか残りませんでした。少ないながら当院での接種を希望されている方もいると聞いておりますが、本当に申し訳ありません。ご理解いただけたら幸いです。

 

 

☆当院は厚生労働省「感染症発生動向調査」の小児科定点になっており、上記は対象となる疾患を集計したものです。
☆印旛保健所管内の感染症情報はこちらhttp://www.inba-med.or.jp/update.html