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<5/27〜6/2>地域で流行っている病気|あんべこどもクリニック|印西市の小児科・アレルギー・予防接種・乳幼児検診

<5/27〜6/2>地域で流行っている病気


RSウイルス:(3→) 4
hMPV:(0→) 0
アデノウイルス:(1→) 5

溶連菌:(24→) 26
胃腸炎:(78→) 50
水痘:(10→) 7
手足口病:(4→) 28
突発性発疹症:(0→) 1
ヘルパンギーナ:(0→) 1
インフルエンザ:(1→) 2
新型コロナ:(8→) 5
(※ヒトメタニューモウイルス)

 

今週の1日あたりの来院数は平均222人/日(先週は227人/日)、発熱者は平均78人/日(先週は81人/日)でした。

週末に入り、手足口病の方が目立ってきました。症状に差があります。症状が重い子だと、喉が真っ赤で潰瘍がボコボコできていて、ヨダレを飲み込めずに口から流れ出てしまう方が何名かいました。一度に大量に飲む必要はないので、少しずつ水分を摂取して脱水になることを避けましょう。痛みで全く飲めない時は、痛み止めも併用すると良いでしょう。

また、引き続き夜間の咳嗽で眠れない・嘔吐する方が増えています。咳は気管支内の悪いものを排出するための生理的な防御反応です。なので、むやみやたらに咳を止めてしまうと無気肺を作ったり、肺炎になったり、逆に悪影響となります。小さいお子さんは上手く痰を出すことができないので、咳き込みながら嘔吐することですっきりしたりもしますので、「咳き込んで吐く=悪いこと」とは一概には言えません。ただ、必要とは言え咳で夜間も眠れない・嗚咽・嘔吐を繰り返している場合は辛いので、ある程度緩和してあげる必要があります。最終的には吸入器を貸し出しながら対応していますが、数が足りなくなりそうで少し不安です。

 

4月から、毎週水曜はどこかしらの保育園・幼稚園・小学校へ出向いて内科検診を行っています。クリニック周辺の園や学校では見慣れた顔の子達が多くいますが、千葉ニュータウン方面では見たことない子達が多くいます。自分のクリニックがカバーしている領域は、以外に狭いんだと思うと同時に、印西の子供の数が多いことに嬉しくなります。
千葉県内で年少人口(15歳未満)が増えている市は流山市と印西市しかありません。八千代が微減(横ばい?)のようです。向こう 5〜10年の人口推移予測では、印西市はまだまだ年少人口は増え続けるようです。小学校のキャパオーバー問題はやや深刻に思いますが、子供達が健やかにのびのびと生活できる市であって欲しいなと思います。

 

 

☆当院は厚生労働省「感染症発生動向調査」の小児科定点になっており、上記は対象となる疾患を集計したものです。

☆印旛保健所管内の感染症情報はこちらhttp://www.inba-med.or.jp/update.html

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