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<6/3〜6/8>地域で流行っている病気|あんべこどもクリニック|印西市の小児科・アレルギー・予防接種・乳幼児検診

<6/3〜6/8>地域で流行っている病気


RSウイルス:(3→) 4 → 7
hMPV:(0→) 0 → 0
アデノウイルス:(1→) 5 → 2

溶連菌:(24→) 26 → 15
胃腸炎:(78→) 50 → 60
水痘:(10→) 7 → 4
手足口病:(4→) 28 → 18
突発性発疹症:(0→) 1 → 0
ヘルパンギーナ:(0→) 1 → 0
インフルエンザ:(1→) 2 → 1
新型コロナ:(8→) 5 → 6
(※ヒトメタニューモウイルス)

 

今週の1日あたりの来院数は平均213人/日(先週は222人/日)、発熱者は平均72人/日(先週は78人/日)でした。

先週末あたりから発熱している・していないに関わらず、喉が痛い 方が増えています。喉を見ると、溶連菌のような燃えるような赤色ではなく、淡い赤色の方がほとんどです。何かしらのウイルスが喉に感染したのでしょう。

また、やや発熱期間が長い方が少し目立ってきました。だいたい発熱4日を越えると、少し長引いてきているなという印象です。ウイルス感染ではなく、細菌感染も考慮しなくてはならなくなります。指チックンで炎症の値を見たり、白血球の中の細菌をやっつける部隊の数を見たりして、抗菌薬の投与を開始するかどうか判断します。また、小児では発熱が長く続く病気の中に川崎病があるので、症状が揃っているか確認する必要もあります。他には頻度は少ないですが、膠原病や悪性腫瘍の可能性も見落とすと大変なので、念頭に入れておかなければなりません。
ずっと発熱しっぱなしの方もいれば、上がり下がりを毎日繰り返している方もいます。元気はあってもすっきり解熱しない場合はぜひ受診して下さい。

 

 

☆当院は厚生労働省「感染症発生動向調査」の小児科定点になっており、上記は対象となる疾患を集計したものです。

☆印旛保健所管内の感染症情報はこちらhttp://www.inba-med.or.jp/update.html

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