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<7/1〜7/7>地域で流行っている病気|あんべこどもクリニック|印西市の小児科・アレルギー・予防接種・乳幼児検診

<7/1〜7/7>地域で流行っている病気


RSウイルス:(4→) 4
hMPV:(1→) 0
アデノウイルス:(1→) 1

溶連菌:(29→) 38
胃腸炎:(70→) 105
水痘:(2→) 1
手足口病:(75→) 122
突発性発疹症:(1→) 3
ヘルパンギーナ:(19→) 12
インフルエンザ:(0→) 1
新型コロナ:(13→) 14
(※ヒトメタニューモウイルス)

 

今週の1日あたりの来院数は平均238人/日(先週は233人/日)、発熱者は平均81人/日(先週は80人/日)でした。

手足口病(+ヘルパンギーナ)はとどまるところを知りません。発熱初日に受診され、喉が少し赤い以外の所見はなく、翌日になってから喉に潰瘍ができたり、手足に発疹が出現して再受診される方が多いです。また、かなりの確率で兄弟・姉妹間で感染して来院されています。中にはオムツかぶれが酷くなったという主訴で来院され、実は手足口病だったというパターンも少なくはありません。病名の通り、手と足と口に発疹が出現しますが、お股やお尻も発疹が出やすい部分です。治癒したように見えても、2〜4週間ほど便からウイルスが排出され続けるので手洗いを意識すると良いでしょう。
この勢いですと、夏休みに入るまで手足口病(+ヘルパンギーナ)の流行は収まらないかもしれません。

また、今週は熱中症の方が何名か来院されました。まだ夏を迎える前なのに、この暑さは異常ですね。そして、こんな気温・湿度の中で日中にスポーツをするのは自殺行為に思えます。我々が子供の時の夏とはレベルが違います。毎年のように全国のどこかで部活や運動会中の熱中症で命を落としてしまったというニュースが流れています。自分達は大丈夫と思わず、悲しい事故を繰り返さないように、責任者をはじめ大人達が賢明な判断をしなければならないと思います。

 

あと2〜3週間で夏休みがやってきます。病気は仕方ないかもしれませんが、防げる怪我や事故には注意して、夏を楽しむ準備をしていきましょう。

 

 

☆当院は厚生労働省「感染症発生動向調査」の小児科定点になっており、上記は対象となる疾患を集計したものです。

☆印旛保健所管内の感染症情報はこちらhttp://www.inba-med.or.jp/update.html

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