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<7/10〜7/16>地域で流行っている病気|あんべこどもクリニック|印西市の小児科・アレルギー・予防接種・乳幼児検診

<7/10〜7/16>地域で流行っている病気


RSウイルス:(10 →) 11 → 7 → 10
アデノウイルス:(1 →) 4 → 1 → 1
溶連菌:(17 →) 21 → 10 → 11
感染性胃腸炎:(102 →) 92 → 87 → 113
水痘:(0 →) 0 → 0 → 0
手足口病:(1 →) 4 → 4 → 3
突発性発疹症:(0 →) 0 → 1 → 1
ヘルパンギーナ:(27 →) 62 → 90 → 98
インフルエンザ:(0 →) 6 → 11 → 10
新型コロナ:(10 →)  10 → 9 → 14

 

今週は1日あたり平均218人(先週は220人)の方が来院され、そのうち発熱者は平均104人(先週は108人)でした。感染症のピークは越えたように感じますが、まだまだ流行は続いています。

先週に引き続き、喉が赤い・痛い方が非常に多いです。

そして元々多かったのですが、咳が酷くて夜に眠れなかったり、咳き込んで嘔吐したりしてしまう方が更に増えています。自宅でも気管支を広げる薬を吸入できるように吸入器をお貸ししていますが、週末は20数台ある吸入器が全て出払ってしまい、お貸ししたくてもできない状況になってしまいました。
小さいお子さんが気管支を広げるお薬を吸入するには吸入器を使用する方法とエアロチャンバーを使用する方法の2通りがあります。それぞれの特徴は、

<吸入器>
吸入液をモクモク煙に変換して吸うので、何歳のお子さんでも使用可能。
ただ、煙はモクモク空中に拡散してしまうので、実際に吸える薬の量は少ない(大暴れで抵抗されるとほとんど吸えていないこともある)。
値段はピンキリだが、1万〜数万とやや高価。

<エアロチャンバー>
チャンバー(筒)の中にシュッと吸入薬を噴霧させて、それをスーハースーハ吸う。
5〜6回スーハースーハすればしっかり薬を吸い切れるため、吸入器よりも短時間で効率的かつ効果的。
値段も3000円台とリーズナブル。
ただし、5歳位からでないと上手く吸えないことが多い。

風邪を引くと咳で苦しむことが多い場合は(鼻汁)吸引機に加えて吸入器またはエアロチャンバーも自宅に常備しておくと、いざという時に良いかもしれません。詳しく知りたい方は、パンフレットなどお渡ししますので、お気軽にお声かけ下さい。

 

ここ最近、診察時に
「お家で安部先生ごっこしてるんです」
「おもちゃの聴診器を買って、安部先生の真似して遊んでるんです」
と教えてくれる方が複数いらっしゃいました。不意に言われるため、ちょっと照れてモジモジしてしまいましたが、とても嬉しいことです。少なくともその子達にとって、自分の医療は間違ってはいないんだなと実感できました。また、皆さんからのお手紙は、何よりも効果がある心の栄養ドリンクになっています。
全員が満足してクリニックを後にすることは難しいとは思いますが、1人でも多くの方が「今日は来て良かった」と思ってもらえるように、スタッフ一丸となって皆さん一人一人に気持ちの込もった医療を提供していきたいと考えています。

 

話は変わりますが、待合室の水槽にドリーが復活しました。お越しの際は是非ご鑑賞下さい。

 

☆当院は厚生労働省「感染症発生動向調査」の小児科定点になっており、上記は対象となる疾患を集計したものです。
☆印旛保健所管内の感染症情報はこちらhttp://www.inba-med.or.jp/update.html

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