＜7/11〜7/17＞地域で流行っている病気｜あんべこどもクリニック｜印西市の小児科・アレルギー・予防接種・乳幼児検診

RSウイルス感染：(0 →) 9 → 5 → 13
咽頭結膜熱：(0 →) 1 → 0 → 0
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎：(0 →) 1 → 0 → 0
感染性胃腸炎：(98 →) 83 → 67 → 69
水痘：(1 →) 0 → 0 → 0
手足口病：(32 →) 95 → 75 → 97
伝染性紅斑(リンゴ病)：(0 →) 0 → 0 → 0
突発性発疹症：(3 →) 2 → 3 → 1
ヘルパンギーナ：(14 →) 29 → 26 → 23
流行性耳下腺炎：(0 →) 0 → 0 → 0
インフルエンザ：(0 →) 0 → 0 → 0
COVID-19(新型コロナ)：(2 →) 3 → 8 → 57

 

連日、発熱患者だけで1日当たり100人以上(非発熱者も含めると250〜300人ほど)来院されています。例年は夏休みになるとクリニックに閑古鳥が鳴くようですが、今年は週を重ねるごとに患者さんが増えています。

 

先週と比べて大きく変わったのは、コロナ陽性者がグッと増えてきたことです。家庭内感染が多いですが、家庭内に感染者がいないケースも見られるようになってきました。全国的に陽性者数が過去最高に達しているので、この地域も近いうちにそうなるでしょう。主な症状は発熱・頭痛・咽頭痛が多く、次に咳が見られます。また、わずかですが嘔吐・下痢を訴える方もいました。前回の流行では発熱しても元気な子が多かったですが、今回は発熱でぐったりしている子が多い印象を受けます。

 

手足口病・ヘルパンギーナは減りません。水泡や潰瘍は見られませんが、喉が真っ赤になって発熱・咳を訴える方も多いです。

 

RSウイルスは去年のような爆発的増加はまだありませんが、吸入器を貸し出す必要がある方も多く、安心はできません。

 

連日予約が取りにくく、電話もつながりにくい状況が続いており、ご迷惑をおかけしております。急な体調不良の方もすぐに診察することができればと思うのですが、症状によってはお待ちいただいており、本当に心苦しく思っています。予約された方も診察までお待たせしてしまうことが多のですが、コロナ陽性者の増加に伴い院外での対応も増えてくるため、この状況はしばらく続きそうです。

 

かばくんポストの中のお手紙や直接渡してくれるお手紙、本当に嬉しいです。ありがとうございます。頑張るチカラになります。

皆さんが少しでも苦痛なく受診できるように考えていきますので、どうぞよろしくお願い致します。

 

☆当院は厚生労働省「感染症発生動向調査」の小児科定点になっており、上記は対象となる疾患を集計したものです。
☆印旛保健所管内の感染症情報はこちらhttp://www.inba-med.or.jp/update.html