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<7/28〜8/3>地域で流行っている病気|あんべこどもクリニック|印西市の小児科・アレルギー・予防接種・乳幼児検診

<7/28〜8/3>地域で流行っている病気


RSウイルス:(1→) 0
hMPV:(1→) 0
アデノウイルス:(4→) 2

溶連菌:(11→) 7
胃腸炎:(40→) 48
水痘:(2→) 3
手足口病:(4→) 4
突発性発疹症:(0→) 2
ヘルパンギーナ:(4→) 8
伝染性紅斑:(5→) 5
インフルエンザ:(3→) 1
新型コロナ:(3→) 13
(※ヒトメタニューモウイルス)

 

今週の1日あたりの来院数は平均人156/日(先週は216人/日)、発熱者は平均42人/日(先週は66人/日)でした。

発熱患者はもとより、来院患者数も少なくなって、夏休み到来!という感じの一週間でした。ただ、そんな中でコロナが少し目立ってきています。隣の内科さんでも、毎日陽性者が出ているようで、家庭内感染の方も多そうです。コロナのせいで予定をキャンセル・・・と、ならないようにお気をつけ下さい。

 

Chat GPT。もうお使いになられている方も多いかと思います。先日、乳児健診の問診で、「育児の相談相手」の項目に「Chat GPT」と記入している方がいました。そういう時代になったのかと、ついつい「おぉ〜」っと声を出してしまいました。

私が初めてパソコンに触れたのは大学1年生(19歳)の情報処理の授業でした。ブラインドタッチに憧れ、日々徹夜で北斗の拳のタイピングソフトを「ほぁたたた!」していました。当時はまだ課題のレポートは手書きがほとんどで、wordを使って作成する方が珍しかったです。しかし、今は小学校1年生のうちからPCやタブレットを使った授業が始まっています。うちの長女も夏休みに入ってタブレットを持って帰ってきて、自慢そうに見せてきました。夏休みの宿題の絵日記では、ミミズみたいな汚い字を書いても綺麗な字に変換されます。写真も自由に貼り付けられて楽しそうです。そして便利です。ただ、なんだか味がありません。早くから電子機器に触れさせることは今の時代を生きていく上で必須なのかもしれませんが、まだまだもっとアナログでいいのになとも思ってしまいます。綺麗にまとまったものではなく、消し痕が残っていたりして、目を凝らさなければ読めない・見えないような子供らしい作品が見たいです。確かにネットで調べたり、Chat GPTに聞けば、知りたい答えに最短距離で到達できるので、とても効率が良いです。しかし、泥臭く何度も手書きをしたり、何冊も図鑑や辞書を調べたり、そうする中で得られる知識も大切なんじゃないかなと。時間や手間がかかるかもしれませんが、試行錯誤しながら、知りたい物にたどり着くまでに触れてきた余計な物の蓄積こそが知識に、ひいてはその人自身に厚みを持たせるんじゃないかなと思ってしまいます。まずはそういう習慣を身につけさせ、その上でのネットやChat GPTなんじゃないかなと。

こんな事を考えるようになるなんて、自分も歳を取ったなぁと、やや複雑な気持ちになります。子供達に「老害」と言われないように気をつけたいと思います。

 

 

☆当院は厚生労働省「感染症発生動向調査」の小児科定点になっており、上記は対象となる疾患を集計したものです。

☆印旛保健所管内の感染症情報はこちらhttp://www.inba-med.or.jp/update.html

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