MENU
WEB予約 WEB問診

ブログ

Blog

<7/29〜8/4>地域で流行っている病気|あんべこどもクリニック|印西市の小児科・アレルギー・予防接種・乳幼児検診

<7/29〜8/4>地域で流行っている病気


RSウイルス:(0→) 1
hMPV:(0→) 0
アデノウイルス:(0→) 0

溶連菌:(8→) 7
胃腸炎:(72→) 87
水痘:(0→) 0
手足口病:(73→) 42
突発性発疹症:(0→) 3
ヘルパンギーナ:(16→) 15
インフルエンザ:(1→) 0
新型コロナ:(27→) 18
(※ヒトメタニューモウイルス)

 

今週の来院数は平均227人/日(先週は230人/日)、発熱者は平均61人/日(先週は83人/日)でした。

発熱で来院される方が少なくなりましたが、来院総数は変わりませんでした。先週から溶連菌、今週から手足口病が減ってきています。増えているのは夜間〜明け方の酷い咳で来院される方です。
咳は生体の防御反応の一つです。気道の異物(細菌、ウイルス、ゴミ)を排出するためのもので、ある意味、「悪くなるのを防ぐ」ためのものとも言えます。そのため、咳を止めてしまうと異物を外に排出できなくなり、かえって症状を長引かせてしまい、そのうち痰詰まりや気管支炎、肺炎に発展していくことになります。「咳=悪いもの・止めなきゃいけないもの」ではないので、ある程度は許容しましょう。ただ、そうは言っても咳き込んで眠れなかったり、頻回に嗚咽・嘔吐してしまうようなら、それは非常に辛い症状です。そのような場合は止めるのではなく、和らげるためにお薬を使用します。

週末は嘔吐の方がやや目につきました。夏休みに入り、バーベキューを楽しむご家庭も多いかと思います。人からもらうだけではなく、食べ物からもらう機会も増えてきます。焼肉で細菌性腸炎(O-157など)に感染し、命を落とす人も少なくありません。特に小学校低学年までのお子さんは体力も免疫も十分ではなく、重症化してしまうリスクが高いので、くれぐれも注意して下さい。

 

 

☆当院は厚生労働省「感染症発生動向調査」の小児科定点になっており、上記は対象となる疾患を集計したものです。

☆印旛保健所管内の感染症情報はこちらhttp://www.inba-med.or.jp/update.html

カテゴリー

最近の投稿

月別アーカイブ