＜7/18〜7/24＞地域で流行っている病気｜あんべこどもクリニック｜印西市の小児科・アレルギー・予防接種・乳幼児検診

RSウイルス：(0 →) 9 → 5 → 13 → 9
アデノウイルス：(0 →) 1 → 0 → 0 → 0
溶連菌：(0 →) 1 → 0 → 0 → 0
感染性胃腸炎：(98 →) 83 → 67 → 69 → 46
水痘：(1 →) 0 → 0 → 0 → 0
手足口病：(32 →) 95 → 75 → 97 → 64
リンゴ病：(0 →) 0 → 0 → 0 → 0
突発性発疹症：(3 →) 2 → 3 → 1 → 2
ヘルパンギーナ：(14 →) 29 → 26 → 23 → 16
おたふく風邪：(0 →) 0 → 0 → 0 → 0
インフルエンザ：(0 →) 0 → 0 → 0 → 0
新型コロナ：(2 →) 3 → 8 → 57 → 94

 

コロナ以外は減ったように見えますが、今週は連休があったので診療日が4日間での上記統計です(先週は6日間)。ただ、やはり手足口病やヘルパンギーナはようやく少し減ってきたかなという印象です。

 

コロナに関しては数字は増えましたが、検査のタイミングが早かったり検査自体を希望しなかったりする方がそれなりにいるため、潜在的にはもっと多いと思います。

 

また、近隣の病院の話を聞くと、最近はヒトメタニューモウイルスがちらほら検出されているようです。このウイルスはRSウイルスの仲間で、同じような症状・経過を辿ります。当院でも「この咳と経過はきっとRSウイルスなんだろうな」と思って検査をすると陰性だったという例が先週末辺りから散見されていますので、おそらくそれなのだと思います。

 

先週から「医療崩壊」のワードがニュースの見出しを賑わせていますが、当院も連休明けは300人以上とこれまで経験したことのない来院数で、この先どうなってしまうのだろうかと心配していました。しかし不思議なもので、この数を経験してしまうと今まで辛かった250人が普通に感じてしまいます(お待たせしてしまうのは変わりありませんが・・・)。

この地域もですが、全国的に日中に受診したいのに、予約が取れなかったり断られたりで受診できなかった患者が、夜救診に流れているようです。この前は「夜間は夜救診にお願いするのが・・・」と弱音を吐いてしまいましたが、大いに反省です・・・情けなくて恥ずかしくて削除したい気分ですが、自らへの戒めとして残しておくことにします・・・

本来なら日中に受診できるはずの患者さんに対しては、希望がある限り遅くなってもクリニックが責任をもって診察するべきだと強く思い直しました。

初心に戻ってまた月曜から診療に当たらせていただきます。よろしくお願い致します。

 

☆当院は厚生労働省「感染症発生動向調査」の小児科定点になっており、上記は対象となる疾患を集計したものです。
☆印旛保健所管内の感染症情報はこちらhttp://www.inba-med.or.jp/update.html