＜10/10〜10/16＞地域で流行っている病気｜あんべこどもクリニック｜印西市の小児科・アレルギー・予防接種・乳幼児検診

RSウイルス：(4 →) 3 → 2 → 1
アデノウイルス：(1 →) 0 → 0 → 0
溶連菌：(2 →) 0 → 0 → 0
感染性胃腸炎：(31 →) 77 → 42 → 45
水痘：(0 →) 0 → 0 → 0
手足口病：(5 →) 3 → 1 → 3
突発性発疹症：(1 →) 2 → 1 → 1
ヘルパンギーナ：(0 →) 1 → 0 → 0
インフルエンザ：(0 →) 0 → 0 → 0
新型コロナ：(50 →) 64 → 13 → 10

 

連休明けは発熱患者だけで122人/日の方が来院され、「おっ」と思いましたが、その後はグッと減りました。結局、今週の発熱患者数は1日あたり平均で72人(先週は65人)でした。

コロナは日に0〜数名と少なく、陽性率は5.8→5.4%でした。

先週に引き続き、発熱者の多くが咳で苦しんでいます。解熱したあとから悪化して、眠れない・咳き込み嘔吐してしまうという方が多く来院されています。発熱者の8割以上がこのような症状を訴えている印象です。発熱も5〜7日程度とやや長く続きます。指チックンの血液検査をすると、白血球は正常で、炎症の値は陰性〜低値となり、ウイルス感染を示唆する結果となります(細菌感染の場合は発熱期間が長くなると白血球も炎症の値も高値になることが多いです)。簡易キットによる抗原検査をすると、ヒトメタニューモウイルスが陽性になる方がわずかにいますが、多くは診断がつけられないウイルスです。

 

患者満足度アンケート、少しずつ回答が集まってきて、既に去年の回答者数を超えました。お忙しい日常生活の中で丁寧に答えて下さり、本当にありがとうございます。お褒めの言葉をいただいたり、スタッフの健康を気遣って下さったり、みなさんのメッセージを読んで、とても報われた気持ちになりました。

また、みなさんからいただいたご意見の中で、「比較的早めに実行できそうなもの」、「準備期間が必要だけれど実行できそうなもの」がいくつかありました。早々に実行・準備にとりかかろうと思っています。

コロナワクチンに関しては、

＜0〜4歳＞　接種したい：12%、接種したくない：52%、わからない：36%

＜5〜11歳＞　既に接種した・今後接種したい：25%、接種したくない：50%、わからない：25%

となっています。接種を希望する方は少数ですが、やはり判断に悩んでいる方が多い結果となりました。一方、85%の方が「接種できるのであれば当院」でと希望されていました。コロナワクチン接種希望者は多くはなさそうなので、仮に実施したとしても他のワクチンの枠に影響を与えるほどではなさそうという印象もあり、いよいよ接種開始に向けて動かなければならないのかなと気持ちが揺らいでいます。が、決断はアンケートの回答者数がもう少し増えてからにしようと思います。

なお、読んで涙が溢れてしまうような厳しいご意見はまだございません。来院された方にもQRコードをお配りして回答をお願いしています。「こうしたら良くなる」、「これをやめれば良くなる」といったご意見をはじめ、立ち直れなくなる一歩手前程度のグサッと突き刺さる絶妙なメッセージ、どうぞよろしくお願い致します。一人でも多くの方が気持ち良く利用できるクリニックにできたらと考えていますので、たくさんのご回答をお待ちしております。

 

今年初めての試みであるインフルエンザワクチンの家族接種ですが、パパ・ママの注射を応援するお子さんも多く、各ご家庭の味が出ていて癒されます。特に土日は予約枠を徐々に増やしていますので、ぜひご家族でご来院下さい。

 

☆当院は厚生労働省「感染症発生動向調査」の小児科定点になっており、上記は対象となる疾患を集計したものです。
☆印旛保健所管内の感染症情報はこちらhttp://www.inba-med.or.jp/update.html