＜6/26〜7/2＞地域で流行っている病気｜あんべこどもクリニック｜印西市の小児科・アレルギー・予防接種・乳幼児検診

RSウイルス：(10 →) 11
アデノウイルス：(1 →) 4
溶連菌：(17 →) 21
感染性胃腸炎：(102 →) 92
水痘：(0 →) 0 
手足口病：(1 →) 4
突発性発疹症：(0 →) 0
ヘルパンギーナ：(27 →) 62
インフルエンザ：(0 →) 6
新型コロナ：(10 →)  10

 

今週は1日あたり平均233人(先週は232人)の方が来院され、そのうち発熱者は平均113人(先週は100人)でした。

発熱者数はやや増えましたが、何日も発熱が続いている子は減ってきています。むしろヘルパンギーナが増えてきて、その分、発熱者が増えた印象です。また、ヘルパンギーナで熱性けいれん発作を起こす方もちらほら見受けられました。本日(7/3)もヘルパンギーナの方は多いので、もう少し続きそうです。

少しインフルエンザが増えてきています。7/3現在、インフルエンザで学級閉鎖をしている小学校もあります。学校からもらってきて家庭内で蔓延し、各保育園や幼稚園に感染が拡大する可能性は十分に考えられます。年末年始に接種したインフルエンザワクチンの効果は既に消えてしまっているので注意が必要です。

RSウイルスは感染爆発とまではいきませんが、生後数日〜6か月での陽性者がちらほら見られ、入院の紹介先を探すのに難渋しています。多くがご兄弟からの感染です。罹患して症状が悪化してもすぐに入院できる状況ではないことを考えると、(難しいのはわかってはいますが)赤ちゃんと風邪症状があるご兄弟はなるべく接触させないようにするのが良いでしょう。

 

4月、5月、6月に担当している市内の保育園、幼稚園、小学校の内科検診を行いました。色々ありましたが、特に目についた・気になったのが、

・お肌の荒れ
・肥満
・生活リズムの乱れ

でした。次回以降でそれぞれについてお話できればと考えています。

 

ブログの更新が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。娘達を寝かしつけた後にゆっくり更新しようと思っていたのですが、つい私自身も寝かしつけられてしまい、気がついた時には既に朝でした…社会人としてあるまじき行為と反省しております。今後はこのようなことがないよう気をつけます。

 

☆当院は厚生労働省「感染症発生動向調査」の小児科定点になっており、上記は対象となる疾患を集計したものです。
☆印旛保健所管内の感染症情報はこちらhttp://www.inba-med.or.jp/update.html