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<9/30〜10/6>地域で流行っている病気|あんべこどもクリニック|印西市の小児科・アレルギー・予防接種・乳幼児検診

<9/30〜10/6>地域で流行っている病気


RSウイルス:(0→) 0
hMPV:(0→) 0
アデノウイルス:(1→) 0

溶連菌:(4→) 14
胃腸炎:(53→) 45
水痘:(1→) 0
手足口病:(65→) 105
突発性発疹症:(0→) 3
ヘルパンギーナ:(6→) 9
インフルエンザ:(6→) 2
新型コロナ:(11→) 5
(※ヒトメタニューモウイルス)

 

今週の発熱者は平均69人/日(先々週は76人/日)でした。

手足口病は収束するどころか爆発しました。今年3回目の手足口病の方が続出しています。

マイコプラズマも健在です。マイコプラズマの検査を希望される方がいますが、有効な検査はありません。喉の検査は発症から2週間以上経過していないと正確な判定はできません。遺伝子検査は基本的に大きい病院しかしていません。残りは血液検査ですが、結果が出るまで1週間以上かかります。つまり、検査してすぐに結果がわかるものはないのです。通常は症状・経過で疑えばクラリスロマイシンという苦い抗菌薬の内服を開始します。苦いですが耐性菌が少なく、確実です。どうしても苦くて飲めない場合は他の抗菌薬になりますが、耐性菌が増えているため、薬の効きが悪い場合もあります。

また、季節の変わり目で寒暖差が大きいせいか、ヒューヒュー・ゼイゼイと喘息発作を起こしている方が増えています。吸入器の貸し出しが続出で、足りなくならないかヒヤヒヤしています。

 

10月1日からインフルエンザワクチンの接種が始まりました。土日は非常に賑わい、土曜日にいたっては診療とワクチン合わせて1日で537名の方が来院されました。1日の最多来院数(今までは466名)を更新です。ワクチンを接種してから抗体が作られるまでに3〜4週間の時間を要します。2回接種が必要な年齢の方は更に時間がかかるため、いつまでに接種すればいつ頃に効果が出てくるのかを逆算して接種日を決めると良いでしょう。

 

 

☆当院は厚生労働省「感染症発生動向調査」の小児科定点になっており、上記は対象となる疾患を集計したものです。

☆印旛保健所管内の感染症情報はこちらhttp://www.inba-med.or.jp/update.html

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