＜10/7〜10/13＞地域で流行っている病気｜あんべこどもクリニック｜印西市の小児科・アレルギー・予防接種・乳幼児検診

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RSウイルス：(0→)0→ 0
hMPV^※：(0→)0→ 0
アデノウイルス：(1→)0→ 4
溶連菌：(4→)14→ 9
胃腸炎：(53→)45→ 53
水痘：(1→)0→ 0
手足口病：(65→)105→ 134
突発性発疹症：(0→)3→ 1
ヘルパンギーナ：(6→)9→ 0
インフルエンザ：(6→)2→ 0
新型コロナ：(11→)5→ 0
(※ヒトメタニューモウイルス)

今週の発熱者は平均70人/日(先々週は69人/日)でした。

手足口病の爆発は続いています。週明けの月曜は1日で40〜50人手足口病と診断されました。基本的には乳幼児の感染症ですが、今回の流行では小学校中高学年の方の感染も目立っています。多くは水疱のみで発熱や咽頭痛もない元気な子ですが、症状が重くなる子も数名いらっしゃいました。手足口病の流行の影響で、このウイルスによる髄膜炎も散見されているようです。発熱、頭痛・頚部痛、嘔吐などみられるようなら早めに医療機関を受診しましょう。

一方、ちらちら見え隠れしていたコロナやインフルエンザはひとまず落ち着いています。手足口病の勢いに押されているのでしょうか。

それにしても今週は気温がグッと下がりましたね。私は寒がりなので、一足早くヒートテックの装備を開始しました。この調子だと、まるでこたつソックスを解禁する日も近い気がします。話が逸れましたが、先週同様、寒暖差で喘息発作を起こしている方が多く見られました。喘息発作を起こしやすい季節ですので、気になる症状が出てきたら、こちらも早めの受診をお願いします。

インフルエンザワクチン接種が始まり、あちこちの診察室からお友達の可愛い叫び声が聞こえてきます。もはや秋の風物詩となっていますが、声を張り上げてもなかなか通らないこともあるので少し辛いところでもあります。特に偶数週の日曜は2診体制で接種するので、クリニック内は地獄絵図になることでしょう。今日(10/13(日))は注射のみなので、少しでも子供達の緊張をほぐそうと思い、カクレモモジリのTシャツを着て臨みました！が、突っ込んできてくれる子はほとんどおらず、「もしかしてヤバい奴と思われてる？」と時間が経つにつれて恥ずかしくなってきてしまいました・・・。次回からは普通にしようと思います。
今週、ようやく経鼻ワクチンのフルミストが接種開始となりました。これまでのところ子供達は泣きわめいたり、逃げ回ったりすることなく、驚くほど穏やかに接種完了となっています。今後こちらがメインになってくるのでしょうか。接種する側・される側双方にとって喜ばしいことかもしれません。ただ、私をはじめ、少し寂しく感じる親御さんもいることでしょう。フルミストは少し余裕を持って仕入れましたので、在庫があれば希望の方に接種致します。ご相談下さい。

☆当院は厚生労働省「感染症発生動向調査」の小児科定点になっており、上記は対象となる疾患を集計したものです。

☆印旛保健所管内の感染症情報はこちらhttp://www.inba-med.or.jp/update.html