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<2/20〜2/25>地域で流行っている病気|あんべこどもクリニック|印西市の小児科・アレルギー・予防接種・乳幼児検診

<2/20〜2/25>地域で流行っている病気


RSウイルス:(0 →) 0 → 0 → 0 → 0
アデノウイルス:(0 →) 0 → 0 → 0 → 0
溶連菌:(0 →) 0 → 1 → 0 → 1
感染性胃腸炎:(95 →) 93 → 105 → 93 → 49
水痘:(0 →) 0 → 0 → 0 → 0
手足口病:(0 →) 0 → 0 → 0 → 0
突発性発疹症:(1 →) 2 → 0 → 2 → 0
ヘルパンギーナ:(0 →) 1 → 0 → 2 → 2
インフルエンザ:(66 →) 66 → 46 → 93 → 51
新型コロナ:(75→) 43 → 14 → 11 → 9

 

今週は1日あたり平均227人(先週は220人)の方が来院され、そのうち発熱者は1日あたり平均64人(先週は74人)でした。発熱者は減り、それ以外で受診される方が増えています。
診療日数が少なかったこともあり、コロナもインフルエンザも陽性者数は減少傾向に見えます。ただ、陽性率でみるとコロナは4.6%(先週は3.7%)で横ばい、インフルエンザは26.2%(先週は31.6%)でやや減少という結果でした。コロナはともかく、いつの間にかインフルエンザをもらってしまっていたという可能性はあるでしょうし、A型のあとにB型が流行してくるので、まだまだ注意が必要です。

 

上記の他に、今週は胃腸炎の方も激減しました。また、目やにが出る風邪の方もだいぶ減ってきました。増えているのは感染症ではなく花粉症です。私も2-3日前から目が痒くなり、コンタクトの乗りが悪くなってきました。みんな鼻水ジュルジュル、目ゴシゴシ、クシュンクシュンです。今日は白目がゼリーみたいに浮腫んでしまっている子も数名いました。花粉症の薬は数多くありますが、年齢によって使用できる種類が異なりますし、薬によってアレルギー症状を抑える強さや眠くなる強さも異なります。眠くならず、しっかり花粉症状を抑えられる処方がベストですが、症状が強い子は眠さを取るか、症状を取るか選択しなければならないこともままあります。そのような場合は舌下免疫療法の良い適応となりますので、ぜひご相談下さい。

 

先日、クリニックの水槽にウニが入りました。かなりダイナミックに動くようで、あちこち移動して水槽の壁に張り付くこともあるようです。ウニは美味しいですが、トゲの先端には毒があります。手足にウニのトゲが刺さり、体内に折れたトゲの先端が残ってしまうと大変です。レントゲンで残ったトゲの位置を確認し、皮膚を切開してトゲを摘出します。研修医の時に北海道の礼文島で1か月、僻地医療を経験してきました。礼文島は春に咲く綺麗な高山植物が有名ですが、夏はバフンウニ(とても美味しい!ふるさと納税でオススメの品です!)の産地でも有名です。滞在した1か月の間に多くの漁師さん達の皮膚を切開してウニのトゲ抜きをしました。美味しいウニを提供してくれる大切な漁師さん達なので、感謝の気持ちを込めて、やさしくトゲ抜きしました。もし、みなさんも浜辺でウニを見つけたら、トゲには十分に注意しましょう。写真は礼文島で拾ったウニですが、トゲが落ちて干からびると写真のように綺麗な貝殻のようになります。

 

☆当院は厚生労働省「感染症発生動向調査」の小児科定点になっており、上記は対象となる疾患を集計したものです。
☆印旛保健所管内の感染症情報はこちらhttp://www.inba-med.or.jp/update.html

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