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<6/15〜6/21>地域で流行っている病気|あんべこどもクリニック|印西市の小児科・アレルギー・予防接種・乳幼児検診

<6/15〜6/21>地域で流行っている病気


RSウイルス:(0→)1→0→ 0
hMPV:(1→)0→10→ 1
アデノウイルス:(1→)0→6→ 0

溶連菌:(17→)10→15→ 15
胃腸炎:(38→)46→26→ 47
水痘:(2→)3→2→ 8
手足口病:(1→)3→3→ 14
突発性発疹症:(5→)0→2→ 1
ヘルパンギーナ:(0→)2→2→ 0
伝染性紅斑:(0→)0→0→ 0
インフルエンザ:(0→)0→0→ 4
新型コロナ:(2→)6→8→ 11
発熱者:(241→)252→226→ 286
(※ヒトメタニューモウイルス)

 

今週はやや発熱で受診される方が増えました。先週に引き続き、何か一つが流行しているのではなく、満遍なくちょこちょこ見られている状況が続いています。

その中でも手足口病がちらほら増えてきました。去年は全く流行していなかったので、免疫を獲得する機会がありませんでした。反動で大流行に繋がるかどうかが気になるところです。

水痘に感染した子は8〜10歳に集まっています。学校感染が続いているのでしょう。潜伏期間が2週間もあり、かつ空気感染するので感染対策が非常に難しいです。水痘の子と同じ空間にいた場合は感染している可能性があるので、2週間経過するまで水疱が出てこないか注意して観察してください。

インフルエンザに関しては、A型が出ました。成田の特定の小学校・園で流行っているようです。季節外れの孤発的なもので、感染拡大には至らないのではないかと考えています。

コロナは微増です。日に数名ずつ見られるようになってきています。

 

話は変わりますが、最近、周産期医療を取り巻く環境に強い危機感を感じます。最新のデータ(2024年)によると、下記のように報告されています。

<15〜49歳女性10万人あたりの産科医数>
全国平均50.0人
  1位 福井県 66.4人
46位 千葉県 38.5人
47位 埼玉県 35.1人

<15歳未満10万人あたりの小児科医数>
全国平均130.2人
  1位 鳥取県 187.3人
46位 埼玉県 106.8人
47位 千葉県 101.5人

なんと千葉県は全国で産科はワースト2位、小児科はワースト1位という、非常に不名誉なランキング結果となっていました。県内でも医師の人口や医師の偏在があるので一概に評価はできないのですが、千葉県のランキングは年々悪化しています。少子化が進んでいるんだから産科医も小児科医もむしろ少なくていいんじゃない?と言われてしまえばごもっともなのですが・・・

・少子化が進む場合:産科医・小児科医が淘汰されていく
・出産・子供が増える場合:今の体制では対応できず、周産期医療が崩壊し、安心して出産・子育てができない

となります。医師の数だけでなく、子供の数も増えなければ日本に未来はないのですが、現状暗い未来しか見えてきません。

数年後に千葉県の小児科医の数字が106.8→105.8となり、人知れずあんべこどもクリニックが消滅していることがないよう、気をつけたいと思います (苦笑)

 

 

☆当院は厚生労働省「感染症発生動向調査」の小児科定点になっており、上記は対象となる疾患を集計したものです。

☆印旛保健所管内の感染症情報はこちらhttp://www.inba-med.or.jp/update.html

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