＜11/13〜11/19＞地域で流行っている病気｜あんべこどもクリニック｜印西市の小児科・アレルギー・予防接種・乳幼児検診

Tweet

RSウイルス：(0→) 0 → 0 → 0
アデノウイルス：(22→) 34 → 47 → 58
溶連菌：(25→) 19 → 24 → 29
胃腸炎：(75→) 50 → 74 → 84
水痘：(0→) 0 → 0 → 1
手足口病：(1→) 4 → 8 → 5
突発性発疹症：(2→) 0 → 2 → 2
ヘルパンギーナ：(4→) 1 → 1 → 0
インフルエンザ：(113→) 151→95→ 162
新型コロナ：(0→) 4 → 5 → 3

今週の発熱者は1日あたり平均99人(先週は89人)でした。

このまま落ち着くかと思われたインフルエンザが再度増加しました・・・。増えたり減ったりの振れ幅が大きくて先が予想しにくいです。既にA型に2回かかっている子も複数いて、異なる株が立て続けに流行しています。一度かかったから安心とはいかないので注意が必要です。

この1か月、アデノウイルスが増加し続けています。治療法がないのでわかったところで何もできないのですが、プール熱やはやり目になると園や学校で出席停止に定められているため、疑った時は検査しなければなりません。また、発熱期間が長くなった時に原因がアデノとわかれば、あとは経過をみるだけなので安心します。兄弟間で高確率で感染するため、受診時に家庭内の感染状況を教えて下さい。

また、先週末あたりから嘔吐する子がちらほら目立つようになってきました。インフルエンザと並んで冬の風物詩でもある胃腸炎が広まりつつあります。手洗いをしっかりしましょう。

先日、近隣の小学校の生徒複数名からお手紙をいただきました。みんな心を込めて丁寧に書いてくれてることがわかりました。感謝されるためにこの仕事をしている訳ではありませんが、やはり嬉しいものです。
お手紙をくれた子の中に、「将来は医師になりたい」という子がいました。一方で現在実施中のアンケートには、お子さんが「将来は看護師になって、あんべこどもクリニックで働きたい」と言っているというコメントもいただきました。これもまた、とてもとても嬉しいことです。久山先生が私にバトンを託したように、いずれ私もこの子達にバトンを託す未来があったりするのかな？なんて考えてしまいました。
反省ばかりの毎日ですが、スタッフ一同、少しでも地域のみなさんのお役に立てればと思いながら奮闘しておりますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

☆当院は厚生労働省「感染症発生動向調査」の小児科定点になっており、上記は対象となる疾患を集計したものです。

☆印旛保健所管内の感染症情報はこちらhttp://www.inba-med.or.jp/update.html