＜11/27〜12/3＞地域で流行っている病気｜あんべこどもクリニック｜印西市の小児科・アレルギー・予防接種・乳幼児検診

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RSウイルス：(0→) 0
アデノウイルス：(40→) 45
溶連菌：(14→) 41
胃腸炎：(76→) 81
水痘：(0→) 1
手足口病：(1→) 0
突発性発疹症：(1→) 0
ヘルパンギーナ：(0→) 0
インフルエンザ：(110→) 166
新型コロナ：(1→) 4

今週の発熱者は1日あたり平均106人(先週は110人)でした。

先週の予想通り、週明けはインフルエンザ陽性の方が大勢いらっしゃいました。金曜、土曜は発熱者もやや少なくなり、一旦は落ち着きを見せましたが、日曜は再度陽性者が増え・・・もう毎週同じ文章を書いている気がします。
今年の7〜8月からちらほら陽性者が見受けられ、9月から本格的に流行が始まりました。もう4か月目に入ります。昨シーズン分としては今年の1〜2月に流行がありましたが、これも入れると今年は6か月間もインフルが流行していることになります。1年の半分、インフルが流行しているなんて今までありませんでした。非常に恐ろしいことです。これに続いてB型や新型が流行らないことをただただ祈るのみです。

発熱者全体で見てみると、診断がつけられる感染症でインフル・アデノ・溶連菌が発熱の原因TOP3であることは今週も変わりありませんでした。この3つで発熱者の45%ほどを占めます。ただ、発熱してすぐ受診する方も多く、その中には一定数インフル偽陰性(本当は陽性なのに検査結果は陰性)の方が含まれます。それも加味すると発熱者の半分位の方は上の3つの感染症のいずれかということになります。

時間が経つのは早いもので、今年も残り1か月を切りました。街もイルミネーションで綺麗に飾り付けされてきました。クリスマスが終わるまでのこの時期が、一年の中で一番好きです。独り言です。クリスマスにお正月と子供達が楽しみにしている大きなイベントが続きます。家族全員、元気で過ごせるようお気をつけ下さい。

☆当院は厚生労働省「感染症発生動向調査」の小児科定点になっており、上記は対象となる疾患を集計したものです。

☆印旛保健所管内の感染症情報はこちらhttp://www.inba-med.or.jp/update.html